nonnaの孫育て日記

孫と楽しく過ごすにどうしたらいいの?

みんなに手を振るって素敵

孫はいつも誰かを見つけると手を振る。1歳半を過ぎた頃から手を振るのがとても上手になった。彼女はバイバイって片手を振るのではなく、大人が親しみを込めて友達などに挨拶する「わ〜」って両手を振るあの仕草。それを行き交う人全員?に対してする。

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ある日のスーパーで、孫はいつものようにベビーカーに乗って通りすがりの人に手を振っていた。気付いた方はニコニコしながら手を振り返してくれる。ひとりの女性が「わー可愛い!」と言いながら手を振り返した。ご夫婦なのかご主人の方は気付いていなかった。ずっと手を振り続ける孫の様子を見て、その奥様は「ねえ!手振ってくれてるやん!」と言いながらご主人の腕を引っ張る。ご主人は「おー!」と孫に手を振り返してくださった。その声が聞こえた周りの方々が、「あらー可愛らしいね」と立ち止まって手を振りだす。孫はご機嫌で皆さんに手を振る。スーパーの中でちょっとした人だかりみたいな雰囲気になり、こっちは恥ずかしいような申し訳ないような、何とも複雑な気持ちで顔を引き攣らせながら「あははは、バイバイやね〜」と誤魔化した。

最近は手を振るだけでなく、タッチの仕草も加わった。タッチしてくれそうな人を見つけては、手を振りながら手の平を相手に向ける。

ニコニコしながら手を差し出す2歳の女の子はちょっとしたアイドルみたいやな、と私は密かに思う。親馬鹿ならぬばば馬鹿である。

 

横断歩道を渡る時も、孫は止まってくれた車に手を振った。車のおじさんも笑って振り返す。

手を振るだけで皆さんはにっこり笑ってくださる。一瞬で幸せな気持ちにさせる子供の力ってすごい。なんて素敵なんだろうと思う。

そういえば昨日も、孫は車のチャイルドシートに座り窓の外を眺めながら、対向車に向かって手を振った。まるで皇族が手を振るような仕草で振っているので、私は「どなたに振ってるのですか?」と笑ってしまった。

 

小さい子は皆んな手を振るものだろうと思っていたら、そうでもないようで、相手が振ると振り返す子はいっぱいいるが、自分から率先して手を振る子は少ないみたいだ。

公園で知らない子に手を振りながら近づき、その子が滑り台から滑り降りると、手を叩いて「じょうず〜」と言う孫。

「上手は貴女よ」と私は心の中で思う。世あたりに必要な要素を既に備えている。

これからの孫の成長かますます楽しみだ。

神戸須磨シーワールド

先日オープンした“スマシー”こと神戸須磨シーワールド。数年前まで神戸市民だった私たち家族は、神戸市立須磨海浜水族園に幾度となく訪れた。入口を入ると目の前に広がる巨大な波の大水槽。家族で出かけるのはもちろんだが、子供たちは遠足やデートでもよく利用させていただいた。

そのスマスイ(神戸市民はこう呼ぶ)が、今回リニューアルされたのだ。内覧会には神戸市民500人が招待され、657倍のもの凄い倍率で当選した方々がプレオープンを楽しんでいる様子を、既に神戸市民ではなくなった私は、羨ましく思いながら孫と一緒にテレビで見た。

2頭のシャチの見事なショーに、孫は「バシャーン!大きいね〜」とパチパチ拍手した。テレビでもその迫力は伝わったみたい。

 

他府県民の私たちはスマシーのプレオープンには応募もできないので、GWにわざわざ名古屋港水族館へ「シャチのショーが見たい!」と言う娘の希望で出かけた。ダイナミックなショーを期待し、早くから席に座って待っていたが、ショーが始まっても目の前のプールにシャチは現れない。プール正面の巨大モニターに2頭のシャチの姿が映っている。「ん?もしかして、なんかメインプールの奥に少しだけ見えるサブプールの方なんかな??」と家族で顔を見合わせた。よく見ると『シャチの公開トレーニング』と書いている。遠くの小さなサブプールで胸鰭をバジャーンとさせて水飛沫を上げる映像をモニターで見る。孫はそれでも「バッシャーン!」と言いながら楽しんでいた。2歳児だから「え〜?」とは言わない(苦笑)

娘はとても期待していただけに、かなりの落胆ぶり。帰りに水族館内のショップで、リアルなシャチのぬいぐるみを見つけた時だけは目を輝かせて喜んだ。

そのぬいぐるみバシャーン(シャチ)は孫のコレクションの一員に加わった。

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先日テレビで見たスマシーでは、シャチとインストラクターが一緒にダイナミックなパフォーマンスを繰り広げていた。尾鰭で大量の水を観客席に向けて飛ばす。背中にインストラクターを乗せて大きくジャンプする。名古屋港には申し訳ないが、あきらかに桁違いだった。

娘は「やっぱ水族館はスマスイやんな!」とよほど悔しかったのか、速攻で“スマシー”チケットの予約を入れていた。

スマシーのシャチを孫よりも娘の方がワクワクしながら楽しみにしている。

きっとまた前回よりも大きなバシャーンのぬいぐるみが増えるのだろうな、、、

婦人科検診

4年前に卵巣嚢腫茎捻転で緊急手術した。救急車を呼んだものの、コロナの真っ只中でなかなか病院が受け入れてくれず、2時間ほど救急車内で待たされた。その間に2回も捻転をおこし、激痛のあまり意識を失った。破裂していたら死んでいたかもしれず、恐ろしい経験をした。

実はその数年前に別の病気で入院した際に、卵巣嚢腫が見つかった。当時は5cmほどだったが、続けて手術を受けるのが嫌で、嚢腫は様子見をしていた。

婦人科検診ってなかなか行く気にならない。女性なら誰しも感じるだろう、あの専用椅子に座る時の嫌な気持ち、、、何度も経験はしているが、やはり憂鬱になる。

仕事の忙しさを理由に検診を先送りにしていたせいで、捻転した時は卵巣嚢腫が10cmにまで肥大。片方の卵巣と周辺部位を切除した。

そんなことがあったのに、術後もしばらく定期検診には行く気になれずにいた。

先日娘に「ちゃんと定期的に検診受けなさい」と叱られ、今回渋々病院へ行くことに。

もう片方の卵巣も子宮も異常はなくほっとしたが、帰りの会計で(@_@)!!

保険適用でも1万円を超えていた。

血液検査に超音波、がん検査もしてるから、そりゃ仕方ない。。。市の検診とは内容も違うしなとは思ったが、先月も帯状疱疹で高額な薬の治療があり、2ヶ月続けての出費にちょっと凹んだ。

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しかし、孫の為にはまだまだ元気で頑張らなければならない。内臓はもちろん、足腰も鍛えておかなければ!

健康診断も婦人科検診も適度に受けるべきなのだと思う。

それでも億劫になるのはなぜだろう?、、、

婦人科の先生にも「ついでに乳がん検査も受けた方がいいよ」と言われ、公費利用で安く受けられる病院があるのでとチラシをもらった。

マンモの検査も辛いので、これまた行く気が起こらない、、、もう少し簡単に調べられないのか?とため息がでる。

病気になって死ぬほど辛い思いをするのなら、検診の一時の痛さなど大した事ではないのだが、ちょっと勇気がいる。

今日もチラシを眺めて、予約しようか迷っている(^_^;)

 

お気に入り毛布

乳幼児期のお気に入りってどの子にもあると思う。おしゃぶり、ぬいぐるみ、タオルなど、、、うちの孫もハイハイ期まではタオルのラベルが大好きだった。6ヶ月を超え寒くなった頃からボア毛布が次のお気に入りになった。毛布の四隅の1ヶ所を鼻の下に当てている。初めはしゃぶってるの?匂いを嗅いでるの?と思ったが違っていた。鼻の下にぷんぷんソワソワって感じで撫でるように当てては、自分の唇を少し窄めてチュッチュと赤ちゃんがお乳を飲む仕草をしている。眠くなったり不安になるとそうする。

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毛布の四隅を探り、先の三角部分を待つ。好きな角度?になるまで何度も四隅を探り持ち直す。毛布は寝ている間も手から離さず、寝返りの度に存在を確認しては頭に被る。

今日も彼女は頭にボア毛布を被りながら起きてきた。

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毛布といえば、私の息子も乳幼児期にお気に入り毛布があった。プーさんの綿毛布。彼の場合は毛布をしゃぶるので、洗濯しないと酸っぱい匂いがすぐにしてくる。洗っている間は毛布を探して泣くので、仕方なく4当分に切ったことを思い出す。

息子は綿毛布なのでまだ良かったが、孫の場合はボア毛布(・・;)  これからの季節は見てるこっちも暑苦しい。。。

彼女はお昼寝中も頭に毛布を被りながら大汗をかいている。時々そっと外して洗濯するのだが、起きると「うふ〜うふ〜(毛布)」と探し周り、必ず物干しを見に行く。竿に掛かる毛布を見つけて「う〜ふ〜!」と泣き崩れる。

いつまでこれを繰り返すのかな?と私は毎回苦笑しながら慰める。

お気に入りの毛布を手放すとき、彼女は少しお姉さんになっているんだろうな。

 

 

おてて〜繋いで〜♪

孫は今、手を繋いで家中を歩いて回ることにハマっている。「おてて〜」と私の手を掴んで、ニコニコしながら部屋から部屋へウロウロ。途中で右手左手と繋ぎ変えながら、こちらの手を引っ張って歩く。

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ところが、外へ出るとなかなか手を繋いでくれない。蝶々や雀を追いかけて走り回る。公園で遊んでくれている間は良いが、すぐに車道に出ようとするので気が気ではない。走り出すとそのスピードに驚く。こちらも本気で走らないと追いつかない。2歳でこの速さだから、3歳4歳になったら、、、と想像するだけでも恐ろしい。これは足腰をしっかり鍛えておかないと、私が転んで怪我でもしたら洒落にならない。孫を育てていると、幼児ってこんなに体力が必要だったっけ?と改めて思う。自分の体力が思った以上に落ちていることを痛感する。

腰に手を当て「あいたたた!」「よっこらしょ!」と私が無意識に言っているようで、最近孫が真似をしだした(苦笑)

今は私が孫に「お外では、おてて繋ごうね」と言っているが、そのうちに私が孫に手を繋いでもらって歩くようになるのだろうか、、、

あかんあかん!若々しいばあばを目指していたはず!

 

今日も家の中で私の手を引っ張る孫を見ながら、いつまでもこの幸せなひとときが続いてほしいと願っている( ◠‿◠ )

わくわく幼稚園

幼稚園で行われる月1回のふれあい体験に4月から参加している。初回は『園庭で遊ぼう』。子供も大人もわくわくしながら門をくぐった。目の前には大きなお城型の滑り台。遊園地か?と思うほどの数のコーヒーカップやバスやタクシーなど乗り物遊具が並んでいる。砂場には沢山のバケツやスコップ、園庭の真ん中には色とりどりのボールが沢山入ったかご、電車ごっこができるようにとダンボールで作った可愛い電車が数台。先に来ていた子供たちが大勢遊んでいた。

孫は驚きで固まってるのか?と思ったが、先ずはみんなの様子をじっと観察している。しばらくすると繋いでいた手を離し、トコトコかけて行った先はボールかご。両手にボールを持って嬉しそうに戻り「どうぞ、ありがと」と言いながら私に渡す。またかごの方に行ってボールを持つ。何度も繰り返すので、どんだけボール好きやねんと思うほどだった。

沢山の子供たちがそれぞれにワーキャー言いながら走り回り、遊具を取り合うように遊んでいた。孫は時々よその子の様子をみながら、いきなり初めての物では遊ばない。常にしっかり観察している。慎重派なんだなと笑ってしまった。

体験会の終わりにはアンパンが登場!着ぐるみを着たアンパンとその仲間たちが出てくると、キャーっと子供らが駆け寄る。お立ち台に並ぶキャラクターが音楽に合わせて踊る。抱っこされて見ていた孫だったが、曲が終わると一人でスッと人混みをすり抜けてお立ち台に向かい、気付くとアンパンの真ん前にいた。お立ち台のアンパンからおやつを1番にもらっている。「しっかりしてるわ〜」と娘と顔を見合わせて苦笑した。

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5月の園の催しは、お部屋で紙芝居、楽器演奏、おもちゃ遊び。孫は手に持っていたブロックをよその子に奪われても、泣かずにその子を観察。その子が手から離したすきに、そーっと奪い返していた。孫の性格が垣間見れて面白い。子供の社会を少しずつ体験している孫の姿を見て、世の中で生き抜く力や器用さって必要なんだなと改めて考えさせられた。

カロリーヌの絵本

『カロリーヌのせかいのたび』私はこの絵本が大好きだった。当時4歳くらいだったかな。鼠蹊ヘルニアで入院した際に母が買って来てくれた。病室で寂しくて不安だった時、この絵本の世界に浸る事で穏やかな気持ちになれた。

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幼児期は大切にしていた絵本だったが、数回の引越しで、気がついた時には手元からなくなっていた。

ところが10年ほど前、ふと立ち寄った本屋の児童書コーナーでカロリーヌの絵本が目に止まった。「あーこれ懐かしい!」とつい自分用に数冊購入してしまった。

同じ題名のものが見当たらないので調べてみたら、すでに絶版で新たなシリーズに改版されていた。

『せかいのたび』にあった大きなチーズを転がす場面はもう見られないけれど、カロリーヌとゆかいな8ぴきシリーズは、現在娘と孫のお気に入りとなった。

1歳過ぎごろまではベビー用の絵本でないとビリビリに破られていたが、ある時から図鑑にハマり、今では毎日何かしらの本を見て遊び、もう破らない。本棚にしまっていた沢山の絵本も、孫が自由に触れる棚に収納できるようになった。カロリーヌの絵本もそこに入っている。時々その絵本を取り出して「みて〜」と私のところに持ってくる。「ばあばの大好きな本だね。一緒に見ようね」と言うと、ニッコリ笑い膝の上に座る。

大好きな絵本を孫に読んでやれるってほんとに幸せだ!

孫も大人になった時に、カロリーヌの絵本のことを思い出してくれると嬉しいな。