nonnaの孫育て日記

孫と楽しく過ごすにどうしたらいいの?

カロリーヌの絵本

『カロリーヌのせかいのたび』私はこの絵本が大好きだった。当時4歳くらいだったかな。鼠蹊ヘルニアで入院した際に母が買って来てくれた。病室で寂しくて不安だった時、この絵本の世界に浸る事で穏やかな気持ちになれた。

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幼児期は大切にしていた絵本だったが、数回の引越しで、気がついた時には手元からなくなっていた。

ところが10年ほど前、ふと立ち寄った本屋の児童書コーナーでカロリーヌの絵本が目に止まった。「あーこれ懐かしい!」とつい自分用に数冊購入してしまった。

同じ題名のものが見当たらないので調べてみたら、すでに絶版で新たなシリーズに改版されていた。

『せかいのたび』にあった大きなチーズを転がす場面はもう見られないけれど、カロリーヌとゆかいな8ぴきシリーズは、現在娘と孫のお気に入りとなった。

1歳過ぎごろまではベビー用の絵本でないとビリビリに破られていたが、ある時から図鑑にハマり、今では毎日何かしらの本を見て遊び、もう破らない。本棚にしまっていた沢山の絵本も、孫が自由に触れる棚に収納できるようになった。カロリーヌの絵本もそこに入っている。時々その絵本を取り出して「みて〜」と私のところに持ってくる。「ばあばの大好きな本だね。一緒に見ようね」と言うと、ニッコリ笑い膝の上に座る。

大好きな絵本を孫に読んでやれるってほんとに幸せだ!

孫も大人になった時に、カロリーヌの絵本のことを思い出してくれると嬉しいな。